「親子、夫婦での時間がとれていない…
共通の趣味を持って一緒に楽しい時間を過ごしたい…」
「夫婦、親子の関係を良くしたい…」
「体や心の健康の為にも、家族でヨガを始めたい…」
この記事はそんな方に向けて書いています。
はじめまして!
夫婦でヨガインストラクターをしております、鈴木と申します。
私達には子どもが3人おりますが、
忙しいとコミュニケーション不足や家族を思いやる気持ちが不足し、
夫婦関係、親子関係共にすれ違いなどもおきてしまうと感じていました。
私達は日常にヨガを取り入れる事により、
一緒の時間が増えるだけではなく、様々な効果があると感じています。
この記事では家族ヨガの効果・ポイント・ポーズについて紹介します。
夫婦・子育てする親・ヨガインストラクターの視点で、率直に記事にしてみました。
あなたの家族生活の一助になれば幸いです。
目次
1.家族ヨガ(夫婦・親子)とは
2.家族ヨガの効果
3.家族ヨガのポイント
4.家族ヨガのポーズ
5.まとめ
1.家族ヨガ(夫婦・親子)とは
「家族ヨガ」とは家族と一緒にヨガをする事で、「ファミリーヨガ」とも呼ばれます。
一緒に同じヨガのポーズをとったり、二人で協力して支え合いポーズをとる事もあります。
家族ヨガと言っても、夫婦で行う「夫婦ヨガ」や、親子で行う「親子ヨガ」などがあります。
2.家族ヨガの効果
ヨガによる運動の効果
大人や子供の体幹強化・運動能力向上・ストレッチ効果・
関節の可動域向上・コリ改善・疲労回復効果も期待できます。
私もヨガを始めてから、体の使い方を意識出来るようになり、
足全体で体を支える事で体が安定した!コリが改善した!と感じています。
呼吸を意識してポーズをとることで、自律神経を整える効果
心を整える、不安やストレスを解消するのにも効果的です。
私もヨガを日常に取り入れる事で、
心が整い、不安・怒りなどの感情をコントロールし易くなった!と実感しています。
家族の絆を深める
家族で楽しみながら・コミュニケーションをとりながらヨガを行う事で、
一緒の時間を確保し、家族の絆を深める事に繋がります。
3.家族ヨガのポイント
楽しむ
参加している家族全員で楽しむ事が、なによりも大切です。
無理をしない
体の硬さや体格は、人それぞれ異なります。
それぞれのペースで、無理な負荷をかけないようにしましょう。
呼吸を意識
ポーズをとる際に呼吸を止めがちですが、
呼吸をしっかり行うことで、伸びている体の部位にしっかりと酸素を送る事ができます。
呼吸を意識することでヨガの効果をより一層高めたり、けがの防止にも繋がります。
家族ヨガでは相手の呼吸を感じる事で、相手の心身の状態を確認することもできます。
障害物をどけて広いスペースで行う
障害物があると、思いがけない怪我・アクシデントに繋がります。
障害物をどけて広いスペースを確保してヨガを行いましょう。
4.家族ヨガのポーズ
ヨガには、様々なポーズがありますが、夫婦でも親子でも楽しめるポーズを紹介します。
是非家族でチャレンジしてみてください。
木のポーズ
①家族で間隔をあけて、立つ
②カラダの中心を感じながら、片足に重心を移す。
③反対の足の膝を外側に開く。
④3の脚のつま先を立て、踵を軸足の外くるぶしにおく。
⑤バランスが取れれば、足を徐々に上へあげる。
⑥安定していれば胸の前で手を合唱し、息を吸いながら手を上へあげる。
⑦呼吸を繰り返しながら、態勢をキープする。(呼吸は止めない)
⑧反対も行う。
【効果】精神の安定・集中力アップ・脚の強化・体幹の強化・冷え性改善
【注意】高血圧の人は腕を挙げないようにする。
バランスが取れない場合は、⑤⑥は実施しない。
呼吸は止めずに、ポーズをとる。(深い呼吸を意識)
【バリエーション】
家族で向かい合いながら実施。
隣の人と手を合わせる。
私もはじめは、バランスが取れずにいました。
バランスがとり難い場合は、足や手は上げずに、片足重心で立つだけでもOKです。
土台が大切です! 指も使い、足全体で上体を支えるのがポイントになります。
目線も一点集中! 目線がぶれると、ポーズをキープするのが難しくなります。
継続することで、徐々にバランスが取り易くなると思います^^
ダウンドッグ
①家族で間隔をあけて、マットに四つ這いになる。
②息を吸いながらお尻を持ち上げる。
③膝は曲がっていてもいいので、
吐く息に合わせて、指先から尾てい骨まで一直線に伸ばす。
④余裕があれば、膝を伸ばす・踵をマットにつける。
⑤呼吸を繰り返しながら、態勢をキープする。(呼吸は止めない)
【効果】集中力アップ・血行促進・脚の強化・体幹の強化・肩こりや腰痛の改善
【注意】足を使い、手だけで体重を支えない。
膝は曲がっていてもいいので、アキレス腱に無理な負荷をかけない。
呼吸は止めずに、ポーズをとる。(深い呼吸を意識)
【バリエーション】
子供がダウンドックで作ったアーチの下をくぐる。
私は体が非常に硬かったので、
膝を曲げずに踵を付けずにポーズを取れませんでした。
膝は曲がっていてもOK、踵もつけなくてOKです。
指先から尾てい骨まで一直線にする事により、
背中・脚が気持ちよくストレッチされ、リラックスさせてくれるポーズです。
肩も楽になります。
スパイナルバランス
①家族で間隔をあけて、マットに四つ這いになる。
②マットと水平になるように、右脚を持ち上げる。
③安定していれば、左手も持ち上げる。
④呼吸を繰り返しながら、態勢をキープする。(呼吸は止めない)
⑤反対も行う。
【効果】体幹の強化・脚の強化・腕の強化・集中力アップ
【注意】バランスが取れない場合は、③は実施しない。
呼吸は止めずに、ポーズをとる。(深い呼吸を意識)
【バリエーション】
家族で向かい合いながら実施。
体幹を強化するのに効果的なポーズです。
バランスがとり難い場合は、脚のみ持ち上げるでOKです。
ゴキブリのポーズ
①家族で間隔をあけて、マットの上で仰向けになる。
②手と足を天井方向に伸ばす。
③手と足を上げたまま、肩の力を抜いてリラックス。
④上げている手足をブラブラと振る。
【効果】血行促進・冷え性改善・手足のむくみ改善・手足の疲労回復
【注意】脚は出来るだけ垂直に近づけるが、
心臓の弱い方は足を少し斜めにしたり手足を交互に実施する。
呼吸は止めずに、ポーズをとる。(深い呼吸を意識)
【バリエーション】
子どもと一緒にブラブラ
体が疲れている、、そんな日にも出来るポーズだと思います!
寝る前に家族で手足をブラブラして、手足の疲労を取ってあげましょう。
ガス抜きのポーズ
①家族で間隔をあけて、マットの上で仰向けになる。
②両膝を曲げる。
③背骨を長く保ち、お尻を巻き上げないようにする。
④両手を膝におき、吐く息で膝を胸の方に軽く引き寄せる。
⑤呼吸を繰り返しながら、態勢をキープする。(呼吸は止めない)
【効果】腸内のガスを取り除く・便秘や下痢の解消・腰痛改善・疲労回復
【注意】お尻を巻き上げない。
両ひざを抱えるのが難しい場合は、片足ずつ膝を胸の方に引き寄せてみましょう。
腰痛や便秘を解消してくれる、リラックスヨガの定番のポーズです。
家族のお腹の調子が良くないときは、皆でこのポーズを取ってみましょう!
5.まとめ
家族でヨガを行うことで、様々な効果が期待できます。
私達家族も日常にヨガを取り入れる事で、ヨガの効果だけでなく、
一緒の時間を確保して、コミュニケーションを取る機会を増やすことで、
思いやりを持って接する事が出来る!と感じています。
是非、家族の日常にヨガを取り入れてみてください。
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